グラの相場見通し

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2009年 03月 16日

アジア市場で債券発行が増加。一方、CMBXは高止まり

FT: Asia-Pacific groups rush to meet bond demand

日本を除くアジアで、今年の債券発行が20億ドルを超えているそうな。
特にインドでのタタ・キャピタルの発行は人気だったらしく、当地での債券へのニーズが根強いと述べている。

FT: IBK set for $1bn bond sale
IBK(Industrial Bank of Korea)が10億ドルのドル建て債を発行予定。5年債でクーポン8%。
よくこんな高い金利で発行するよなー。手元資金への不安が逆に高まるんじゃねーかな。。。
まぁ、成行きに注目かな。


一方で、CMBXは足元も高止まり。
markit: CMBX historical graph

金融不安は依然として根強く、米国の不動産市場の先行きへの悲観も払しょくの兆しはない。
アジアと欧米市場の分化は債券市場からまずはじまるのだろうか?
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# by guranobi | 2009-03-16 12:46 | 金利・債券
2009年 03月 16日

バークレーズがiSharesを売却へ

FT: Barclays moves to sell iShares arm

幾つか保有していることもあり、気になる記事。
この記事によれば、バークレーズはRBSやロイズよりも資産内容は健全だけど、政府保証を受けた両行よりもTier1比率が低い。公的保証(公的資金?)の申請は3月末までに行わなければならず、それに備えた資金確保ではないかとの指摘もある。

ETFがBGIの収益の1/4だというのは、んー、意外に少ない気もするが、利益成長率という観点からはETFは飽和に近いかもしれない。てか、すでに鈍化しているんじゃないかなー。。。
BGIの資産はその優秀な運用力だし、完成したビジネスモデルを切り離すのは悪くない。現在のタイミングで売却するのは適切な判断じゃないかと思う。
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# by guranobi | 2009-03-16 11:59 | 米国
2009年 03月 16日

AIG救済は、欧州銀行の救済 そしてG20

FT: Summers ‘outrage’ at AIG bonuses

記事のタイトルはAIG役員が受けたボーナスに関するサマーズのコメントだけど、面白いのは副題のほう。
AIG(AIGFP)救済で助かったのは欧州の銀行じゃーん、という内容。

AIG DISCLOSES COUNTERPARTIES TO CDS, GIA AND SECURITIES LENDING TRANSACTIONS

ソジェン、ドイチェ、バークレーズ、パリバ、HSBCはじめ欧州銀行がずらーり。米系のほうが明らかに少ない。
ボーナス問題に加えて国民の税金が他国の銀行の救済に使われてんだから、そりゃ、米議会も起こるわなw

さて、、、このリストの影響は不明。
G20で議論された規制強化、レバレッジ抑制、国際監督の連携、を後押しするだろうことは確かだが。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

REUTER: G20財務相・中央銀行総裁会議:識者はこうみる
上野さんや島本さんが指摘しているとおり、G20での注目は「非伝統的政策を含めて、必要とされる間、金融緩和を継続する」という箇所だと思う。米財務省の不良債権買い取りと合わせて、この箇所が相場への安心感を暫し提供すると思う。

G20 要旨

KYな白川日銀が「社債買入条件見直す考えなし、政府紙幣は慎重な考慮必要」なーんて言っていたのはG20前の13日。バカですか?w

”学者肌”というのは過去の理屈付けができるというだけのことか?
経済の先行きを判断することはおろか、現状を見る目すらも持っていないし、国際金融の動向すらも把握できていない。本石町の論理のままで「低金利長期化の弊害」なーんてしゃべっているから、シリアスな国際会議で議論がかみ合わない。「この非常時に寝ぼけてんじゃねー」と思われるのがオチ。

総裁本人じゃなくて西村副総裁がG20に参加するというのも、卑怯じゃね?
西村さん、英語はしゃべれるんだろうけど、しゃべる中身がなんだかなーだからねぇ。。。
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# by guranobi | 2009-03-16 11:41 | 米国
2009年 03月 15日

スイス中銀が売り介入

デフレの危機に陥るスイス。為替介入は当然の方策だが。。。

REUTER: 〔焦点〕スイスがタブー破る自国通貨売り介入、次は日本との見方も

大恐慌時は金本位制で、金平価に対する通貨切り下げ競争が起きた。
このときの切り下げは、他通貨に対する切り下げという側面も当然あったものの、同時に金に対する兌換紙幣の増発という側面もあったはず。まー、量的緩和かなぁ?

現在の売り介入は、不胎化を行わなければ(中銀B/Sにおける外貨資産の増加&準備預金のブタ積みを許容すれば)、量的緩和としての側面も有する。

ここで、日銀の場合には準備への付利を行っている。非不胎化をすることと、準備預金への付利は矛盾しないだろうか?

まー、介入の効果を相殺することになっても、不利の必要性に拘るだろうことは想像に難くないんだが。。。

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この件に関連して、ロシアは何が言いたいんだろう?

REUTER: 世界的な「通貨切り下げ競争」は問題=ロシア財務相

「他国が切り下げしたら、ルーブル切り下げの効果がなくなるじゃないか!ロシアにだけ、切り下げを認めろ!」
ということかw 相変わらずわがままなやつらだ。
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# by guranobi | 2009-03-15 22:48