2011年 06月 13日

米国の家計所得の予想、、、あくまでイメージで

先程の記事の続きを若干。

仮に貯蓄率の低下トレンドが続くとしても、所得の伸びが過去の景気回復期と比較して異例に低い状況が続くんじゃないかと僕は考えています。その主因は時間あたり賃金の上昇率の鈍化です(下図の濃い紫色の部分)。
なので、個人消費の伸びはFEDが想定しているであろう水準よりもかなり低くなるんじゃないかと思ふ。
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米共和党が財政削減にこだわり続けるならば、更に所得・消費環境が悪化するのは必死。

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余談ですが、先の記事でも引用したresearch ahead氏の最近の記事は興味深い。今春の米国経済データの落ち込み(ソフトパッチ)は季節調整の”歪み”によるものだという指摘。今回の景気後退があまりに大幅な落ち込みだったため、統計上の歪みが生じているとの見解。
ご参考まで。

research ahead: Growing probability of positive US data surprises

ちなみに、、、前月比+5.4万人となった5月の雇用統計ですが、4-6月の労働投入量は前期比年率+3%強とかなり高めになる計算。6月の雇用統計でどーなるかはわからんがw
市場のネガティブな反応とは違って、強めのGDPなどが出て、短期的に金利はスパイクするかもな~というのが今の僕のイメージ。
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by guranobi | 2011-06-13 22:20 | 米国


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